どのような恐怖をどのように克服しましたか ?
ある裏切り行為によって・・・・子供の頃の話です。
私はある日突然対人恐怖症になりました!
小学3年〜4年生頃からなのかはっきりとは覚えてないですが、おそらく人の悪口を耳にしてしまった時からだと思います。
それは私の悪口を仲のいい友人が言っていたことを知った時でした。
いつも学校へ行くときも帰る時も常に一緒だった友達が、実は陰で私の悪口を言っていることを知ってしまった事件が発生しました。
周りの会話から聞こえてきたことから知ったのですが、人を信用できなくなってしまいました。
そして、その友達だけではなく何故か周りの皆が私の悪口を言っているように錯覚をしたんでしょう。
それから人と目を合わせたり挨拶をしたりと人とかかわること自体が恐怖感に襲われるようになっていきました。
その頃の私は今のように積極的でもなくどちらかというと消極的でおとなしくて目立たなかった子供でした。
きっと周りの人に相談してもすぐ伝わってしまう!と勝手に思い込んでしまい誰にも言えなくなり
何度か学校をずる休みもしました。母親は何があっても学校へ行かせたがる人でした。その頃は「お腹が痛い」「頭が痛い」などとうそをついて
休むこともありました。
本当に今思えば言い返すとか色々対策はあったと思うけど、その頃の私は大人しく人と話すことも苦手で唯一の友人がその悪口を言う子だったのです。
そのせいなんでしょうか?人とすれ違うだけでも心臓が止まるほどドキドキして、順番に回ってくる「当番」というのがあるんですが、それが人前で言わ
ないといけなくて、そうなったらもうドキドキが止まりませんし足がガタガタと震えてしまって顔も見ることが出来ませんでした。
人の視線が怖かったんです。
睨まれている・悪口を言っている・仲間外れになる!と思いずっと黙り込む日が続いていました。
「帰りたい。学校に行くたくない」そう思う毎日が中学生まで続きました。
それを克服するきっかけは、初恋でした。
小学校5年生で転校してきた色白の男の子を一目見た時から好きになってしまいました。
今思えば嫌なことがあってもその男の子に会いたくて行っていたのかもしれません。
そして引っ込み思案の私でもその悪口を言う子以外にも一人友人は出来ていました。
そのこに「色白の男の子に告白したい」と相談すると、
「わかった。ラブレター書いたら渡してあげるよ」と言われ、私は毎日毎日ラブレターを書き直して書き直してやっと出来上がったラブレターを
その友人に渡しました。
友人は「渡したからね」と
私はずっとずっと返事を待ちました。でも、一向に返事は来ませんでした。
私は「ほかに好きな人がいるのかもしれない」とあきらめようとしました。でも、毎日毎日初恋の男の子が頭から離れませんでした。
そして高校生になって、私は決心しました。「このままの今の自分ではだめだ」と
人と話すこと、人を笑わせること、積極的になることなどすべてを変えたくて一生懸命家で練習しました。
対人恐怖症はこのころから少しずつ少しずつ薄れていき、まるで別人のように自分が変わっていきました。
人前で震えることなく話したり、積極的に話しかけたりなどいつの間にか自分が変わっていったのです。
自分の勝手な判断や思い込みや消極的な自分とさよなら出来た瞬間が「自分で自分を変えること」でした。
きっと自分の気持ちを変えることがその対人恐怖症を克服したのではないでしょうか?
いまでは、ブログやYouTube動画を流すなど積極的になりました。
そして、へバーデン結節・ブシャール結節・母子CM関節症の手術もして前向きに今でも生きています。
ここまで長い文章を読んで下さりありがとうございました。
【対人恐怖症】その原因は?実は子供の頃に合った些細な出来事が・・
